フレンチプレスでのコーヒーの淹れ方
コーヒーの淹れ方で一般的なのはドリップだったり、サイフォンやコーヒーメーカーを使うことだと思うが、フレンチプレスで淹れることの最大のメリットは、コーヒーオイルが抽出されたコーヒーを簡単に淹れることができるという点と、コーヒー豆そのものの特徴を強く味わえることだと思う。しかも、コーヒー粉の量とお湯の量と計る時間を守れば、誰でも同じように美味しいコーヒー淹れられる。
逆に、コーヒーオイルが苦手な人や、個性が際立つコーヒーが苦手な人には向いていない。また、フレンチプレスの場合、コーヒーが濁るので、見た目が悪い。下にはドロッとしたオリの様なものが溜まるのも、嫌な人はいると思う。中東諸国で飲まれる様なコーヒー、例えば通称でトルココーヒーと言われるコーヒーが苦手でなければ、フレンチプレスは向いている。
ただ、最大の欠点は、手入れが少々面倒な点である。プランジャーの部品を分解しないとキチンと洗えない。慣れると手間ではないが、最初のうちは面倒と感じる。それと、もう一つの欠点は、フレンチプレスの容器が、基本的にはガラスということである。使っているうちに、割ってしまうことがある。最近では、ガラス製でないのも出始めているので、そちらを使うのもいいが、まだまだ高価である。
用意するもの
1.フレンチプレス
2.コーヒー:10グラム
3.お湯:180cc ※
※お湯の目安は10グラムに対して、120cc~180cc
4.キッチンスケール
5.キッチンタイマー
フレンチプレス
我が家で使っているもの
キッチンスケール
我が家で使っているもの
キッチンタイマー
我が家ではiPhoneのタイマーを使っている
お湯を注いで4分
お湯が沸いたら、キッチンタイマーで4分計りながら、フレンチプレスに注ぐ。
この時に、満遍なくコーヒー粉にお湯が行き渡る様に注ぐ。スケールの上にフレンチプレスを置き、重さを測りながら注ぐのがおススメ。
4分間蒸らす。かき混ぜたりはしない。ジーッと待つ。コーヒー粉が盛り上がって来る。粉から炭酸ガスが出るため盛り上がるのだが、これはイコール鮮度が落ちていないことになる。膨らみが少ないと鮮度が落ちているので、味にあまり期待できないということでもある。コーヒー豆も粉も生鮮食品ということを忘れずに扱うと美味しいコーヒー飲めるようになる。
4分経ったら、2〜3回程度スプーンでかき回し、浮いているコーヒーの粉を軽く取り除く。プランジャーを押し下げて、完成。
注ぐ時は上澄みを注ぎ、底の方までは注がない。
丸山珈琲の淹れ方
コーヒー豆・粉の保存方法
コーヒー粉は冷凍保存。粉になると、酸化のスピードが早くなるので、常温はお勧めできない。
コーヒー豆は1週間くらいで飲みきるならば常温保存、それ以上なら冷凍保存。迷ったら冷凍保存。
コーヒー豆は湿気や匂いを吸収してしまうので、ジップロックのようなフリーザーバッグに入れて冷凍庫保存がよい。